とのうちブログ☆はてな編

横浜市都筑区にある「とのうちファミリークリニック」の院長です

2022年9月4日(日)の「ワイドショーいちおし」

日本感染症学会など2学会によるシオノギのコロナ経口治療薬「ゾコー」バ早期承認への提言に批判殺到。

 

『塩野義の新型コロナ飲み薬「承認すべきだった」と2学会提言、しかし提言者は治験関係者』(MEDIAN TALKS

「提言者の一人は治験に中心的に関わった研究者」

→ 『ここまで露骨なCOIがあると、さすがに問題視されますよね……』知念実希人氏)

 

日本感染症学会理事長の四栁医師は、ゾコーバ治験の治験調整医師・分担医師であり、この治験に直接関与し、研究費ももらっている医師です。感染症学会から声明を出すことは悪くないと思いますが、その声明を出す話し合いの中には、利益相反がある四栁医師は参加すべきではなかったと思います。この声明がどのように決定されたか明らかにされるべきと思います』(勝俣範之氏)

 

ゾコーバの経緯・塩野義、数百億の補助金を得てゾコーバを開発・第2相治験に失敗・甘利氏等、与党政治家達がなぜかゾコーバを激推しだす・塩野義、なぜか早期承認申請・承認審議会で『効いてねえ。なめてんのか?』と承認却下・利益相反ある感染症学会理事長が学会名義で激推し←イマココ』(知念実希人氏)

『・なぜか治験も失敗しているのに、政府が100万回の購入を決める・なぜか塩野義も承認前に大量生産をはじめる・なぜか『圧倒的な有効性を示した場合』に適応される早期承認制度に、治験に失敗した薬が申請される・治験にかかわった感染症学会理事長が『学会の立場』で承認を求める提言をする』(同)

『しかし、まさか令和にここまで露骨な『利権』を目の当たりにするとは思わなかった。塩野義、たぶんロビー活動で承認されると思ってすでに大量生産に踏み込んでしまい、このままでは大赤字を出すことになるから必死なんだろうけど、やって良いことと悪いことの区別をつけろよな』(同)

『ゾコーバにCOVID医師たちが全く期待しない理由・治験で臨床的な有効性が示せなかった(致命的)・催奇形性があり使いにくい ・併用禁忌薬が大量にあり使いにくい・同種の薬剤で、パキロビッドという重症化を90%減らす特効薬がある・遥かに処方しやすいラゲブリオの方がずっと有効性が高い』(同)

 

『ゾコーバ錠の製造販売承認の可否等について』(厚労省薬事・食品衛生審議会

→ 『これを読むと、参考人の選抜で既に危うかったのだな。危ない橋を渡っているな』(岩田健太郎氏)

→ 『以前から一般の方や医師会の先生に「何が信頼できる情報源ですか」と聞かれるので、CDCやNIH、ECDCなどの海外のソースが一番信頼できます、と答えますが概ね不満そう。日本語のソースでは厚労省か学会のものはそれなりにましですが、結構間違いも多いです、と答えています。今後は「やっぱ英語読め」に』(同)

※医学界でも国会同様忖度が働く。

 

『日本の感染症学会&化学療法学会はひどいですね。米国の学会と比べてレベルが低過ぎると思います。患者のことを最優先で考え、きちんとエビデンスに基づく医療を推奨できないならば、プロフェッショナル失格です』(津川雄介氏)

→『もはや日本の学会は、製薬企業のCOIまみれになっていて機能不全になっている学会が多いです。理事会には、COIがある人を一定数入れないようにするなどの工夫が必要と思いますが、米国ではどのようにされているのでしょうか』(勝俣範之氏)

 

感染症学会の提言。「主要評価項目」の意味を勉強してから出直してきてほしい。まぁ、裏金をたんまりと貰ってるんでしょうねぇ...確信犯です。患者さんに「厚生労働省や学会などが発信している情報にあたってくださいね」と今までお伝えしてましたが、少し考えないといけないですね』(ファイター)

 

『日本の学術研究が衰退しているとよく言われます。私としては論文減少とかよりも、大学や学会のガバナンスが保ててない姿を多く見るようになってきていて、そちらの方から衰退を感じます 他国では即刻アウトという案件が度々見られ、しかもまともな対応がされないで放置されていたりする。とても深刻』大須賀覚氏)

 

感染症学会など2学会「塩野義製薬の飲み薬、緊急承認すべき」 医師らから「有効性が示されていない」と批判爆発』BuzzFeed

※よくまとめられている。

 

EBMが生まれたのが90年代、日本で定着してきたのが2000年代。ぼくはラッキーにも医学部でEBMの触りを学べましたが(福井先生が講義してくれた)。同世代、ぼくより上でEBMを学生時代に学んだ人は稀有でしょう。感染症、化学療法学会の理事長が理解してないのは悲惨ですが、自助努力任せなので仕方ないと思ってはだめで、98年に渡米したとき米国でもEBM理解しない指導医はいました。が、学会、組織のトップクラスはよく勉強するのでそこはちゃんとしてました。日本の駄目なところは学会大学組織のトップが勉強不足なところです。ブルシットジョブが多すぎるせいなのかもしれませんが、あまりに無知です』(岩田健太郎氏)

『近藤誠が闇落ちしたのは、せっかくまっとうなEBMを伝えようとしたのに当時の外科医や慶応大学の教授たちが全くそれを理解しようとしなかった、つまりは彼らが「無知だった」ためだと思っています。がんの世界でEBM否定する愚か者はさすがに皆無でしょうが、日本の感染症界はさらに遅れています』(同)

『日本の組織は概ね「上に文句を言われたくない」部下と、「下に文句を言わせない上司」の共犯関係から相互堕落が起きていて、トップがあきらかに間違ってても歯止めがかからない。歯止めをかけようとする奇特な部下は排除される。今起きているあれやこれやは全部根っこにこの問題を抱えているように思う』(同)

※岩田先生、快刀乱麻。

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『全数把握見直し「乗れない」 旗振り役・神奈川知事「一転」の舞台裏』(朝日新聞

「想定していたのは、発生届の対象外の人は医療費を自己負担にし、体調が悪い場合は県の「コロナ119番」に電話するといった行政サービスに自らアクセスする「一般医療に近い形」だった

→ 『必読記事。神奈川県・黒岩知事はやはり、県民を切り落とそうとしていましたね』(Takuro

 

『ノーマスク客を乗車拒否で行政処分されたバス会社に同情の声も、「義務ではなく要請・お願い」という責任逃れを繰り返す政府の矛盾』(週刊女性

→ 『マスク着用しない人を降ろした件。バス運転手さん、バス会社への同情の声が広まっている。義務化せずに要請で逃げ続ける政府は非難されるべき』Takuro

※すべて国民の判断に丸投げ。

 

きのうのコロナ感染者は全国で123100人。

東京12561、神奈川6196(横浜3222)、埼玉5988、茨城2287、千葉4534、静岡3621、北海道5276。

大阪9385、兵庫5988、京都2720、愛知8790、岐阜2302、新潟2022。

広島3228、岡山2192、福岡5685、熊本2043、鹿児島2295、沖縄2024。

朝日新聞は『国民』のことが嫌いなんだろうか? それとも『増税』が大好きなんだろうか? 「少子化対応は重要な課題であり、予算増に異議はない」としながらも「基幹税(消費税・所得税法人税)の増税が求められる」との社説。「国民負担増なくしての少子化対策」は本当は可能なのに…』(明石市泉房穂氏)

 

東京オリパラを巡る汚職事件は、出版のKADOKAWAにも及んでいる。特捜検察の見立てやそれを前提にした報道が正しいかどうかは分からない。ただ、会社側の発表によっても、相当額のお金が動いていたよう。その全容を解明しない限り、次の五輪開催に名乗りなんてことはありえないと思うのですが』江川紹子氏)  

『立憲は国葬反対なのに泉代表「出席あると思う」…野党追及の戦意そぐ優柔不断と支離滅裂』(日刊ゲンダイ

※立憲、存在意義不明。

 

9月からも値上げ続々。

※国民生活が逼迫。日本が潰れる。

 

『下積みゼロから瞬く間にスターダムへ。一転、借金22億円を抱えても折れない山田邦子が見たお笑いの世界』(ヤフーニュース

 

『#ミヤネ屋 これぞ正論・木村健太郎弁護士「統一教会最高裁で布教活動自体が違法な組織だと認定されている。政治家は関係を断ち切るのはもちろん、被害者を救済し、解散命令を出すまでいかないと義務を果たしたことにならない」 ズブズブの皆さん、どう聞きました? 動きをチェックするんでよろしく立川談四楼氏)

香川照之氏の案件が、ついにCMや番組の降板という事態になった。酒癖は私も知るぐらいに鳴り響いていたが、半沢直樹以来のブレイクに立て直す機会はなかったのか。それにしても政界は無事だ。セクハラ細田議長はのうのうとしてるし、18歳とパパ活をした吉川赳氏は、離党はしたものの議員ではあるのだ』(同)

 

中森明菜の映像が使えなくなった? 新個人事務所めぐる謎…拠点は海外か』日刊サイゾー

『テレ朝「昭和アイドルベスト10」に“ジャニーズ0人”の違和感 トシちゃんもマッチも不在』(日刊ゲンダイ

 

パキスタン、洪水により国土の3分の1が冠水。

※世界中どこでも天災被害が起こりうる。それにしても…

 

今朝はくもり。30℃(+1℃)。

日の出5:15、日の入り18:05。