用事があって札幌に行くことになり、知り合いが教えてくれたこの店を予約しました。
札幌って碁盤の目のような街だと言われますが、西も東も分からない身には実は方角がわかりにくい。
乗ったタクシーが縦横に走るので、途中でどっかに連れていかれるんじゃないかと不安になったほど。
そのうちお店なんかありそうもない住宅街に入っていきます。
運転手さんも「住宅ばっかりですけど、いいんでしょうか」と言い出す始末。
と、店の看板を照らす明かりが見えました。
奥にかすかに店の明かりが見えます。
ここです。
札幌駅からタクシーで1790円の地点。
札幌駅が街の中心だと思ってたら、時計台から東西南北がはじまってると運転手さんに教わりました。
札幌駅は「北6条西4丁目」で、店は「南6条西21丁目」。
うーん、位置関係を確認するのがむずかしい。
1軒家レストラン
カウンターで予約しておきました。
シェフの国本氏
前菜盛り合わせはメニューには設定がないようです。
でも、特別に用意してくれました。
豚と鹿のパテ・ド・カンパーニュ、鶏胸肉のスモーク、北海シマエビ
シェフにこのお店でぜひ食べた方がいい料理はと聞いて紹介された2品。
海老パン880円
ファーブルトン930円
ファーブルトンとは元々はフランスのハーブ系チーズを使ったお菓子で、それをアレンジした料理。
どっちもいままで食べたことのない料理。
お店オリジナルでしょうか。おすすめされるだけのことはある。
カウンターから見たテーブル席(一部)
厨房
星空の黒牛ホホ肉のギネスビール煮込み3000円
これこそふわとろ。頬肉はゼラチン質が多いので、2時間半くらい煮込めばこうなるそうだ。
しかもナイフはラギオール。切れ味鋭い。
「星空の黒牛」は標茶町の特産。
この店は開店して4年目。その前1年間は標茶町のオーベルジュに勤めていたそうです。
そんなご縁でそこの食材も使っています。
北海シマエビと鳥そぼろのスパゲッティ1870円
エビは歯応えあって美味。
デザートは自家製アイスクリーム各種。
プラリネクリームのシューとお好きなアイスクリーム
しべちゃ牛乳のアイスクリームを選択して、220円プラスでエスプレッソがけに。
コーヒーは「網走はぜや珈琲」のオリジナルブレンドを使用したエスプレッソかカフェアメリカーノ。
ところで、「ボンタン」って店名、まず思い浮かぶのは職人さんかヤンキーのズボンですよね。
調べたら、フランス語で「良い時間」という意味だそう。
お店はご夫婦2人でやっていて、居心地がいい。
とても良い時間を過ごせました。
はじめて行った店
「ボンタン」 札幌市 ジャンル:フレンチレストラン
札幌市南6条西21丁目3-8
お店のフェイスブック
初訪問 2023年9月
あくまでも初訪問時の印象です。
タイミング、体調や気分などで、評価は大きく変わります。
別の日に行ってたら、まったくちがったかもしれません。
評価
★★★ ぜひまた来たい
☆☆ また来てもいい
☆ 2回目はない