🌟きょうのトップニュース
静岡県で58年前、一家4人を殺害したとして死刑が確定した袴田巌さんの再審裁判、静岡地裁が無罪判決。
5点の重要証拠が捜査機関によるねつ造と指摘し、袴田さんに謝罪。
『今日の再審袴田事件判決、ざざっと読んだ限りで、最も印象的で普遍的な意味を持つと思うのは、参考人の供述調書の信用性を安易に判断することの危うさを戒めている点。その上で、共布に関する袴田母の調書の信用性を、公判での証言や他の証人の証言などと付き合わせて慎重に吟味している』(江川紹子氏)
…
『要は、「一人称の物語風」の供述調書の信用性判断は要注意、参考人調書の場合はなおさら、ということ。とても真っ当』(同)
🌟きょうの注目ニュース
『がんに対する補完療法について知っておくべき6つのこと』(厚生労働省「統合医療」情報発信サイトeJIM)
「これまでに、がんが治ったことが証明されている補完療法はありません。がんに対する医学的治療の代わりとして、もしくは治療を遅らせるために、効果の証明されていない製品や療法を使用すべきではありません。治療が遅れると、治る可能性が低くなります」
🌟政治:斎藤兵庫県知事失職
斎藤兵庫県知事、不信任決議を受け「失職」を選択し「出直し選挙」に立候補する意向。
※失職って、また選挙に出れるんだ。
「法律では職員が欠格条項に該当して職を失うこと」とあるが、「欠格」なんでしょ。
『「実に計算高い」兵庫県知事・斎藤元彦が「辞職」よりも「失職」を選んだ深いワケ』(文春オンライン)
『『モニフラ』(東京MX)の後、「テレビ朝日」に移動して、8時45分くらいから「パネル解説のコーナー」に出演。テーマは『兵庫県知事問題』。結局は「解散」でも「辞職」でもなく、「失職」を選んだ。本来はもっと早く「辞職」すべき事案だが』(泉房穂氏)
『泉房穂氏 兵庫・斎藤知事の“改革アピール”をバッサリ「急に作ったような話。改革の実績はほぼない」(スポニチ)』(ヤフーニュース)
→『「改革をしようとしたら足を引っ張られた」かのようなことを、知事本人や維新関係者が言い始めているが、それは“作り話”だ。知事就任直後に障害者や高齢者の予算をいきなりバッサリと切り、財政が好転したと言われても、県民にとっては弱者切り捨てにすぎないように思う』(泉房穂氏)
『「さすがにビックリ。何をそんなに悩んでた」斎藤知事会見に泉房穂氏「知事に担いだ党の責任は大きい」とも(カンテレ)』(ヤフーニュース)
→『告発内容は“嘘八百”ではなかったし、告発者も亡くなっており、県政も停滞を続けているというのに、自分に非はなく、自分に都合のいい声しか耳に入らないとは、そもそも知事になるべき方ではなかったように思う。こんな人物を知事に担いだ「維新」と「自民党」の責任も重い』(泉房穂氏)
『維新の責任は極めて重い。①知事選に擁立しただけじゃなく、②百条委員会の設置に反対したり、③告発者を追い込む対応を取ったり、④改革実績があった(実際は目玉公約すら実現していない)と擁護を続けたりもしている。維新への逆風は、これからも続くように思う』(泉房穂氏)
⇒『維新・吉村共同代表 斎藤知事の会見前に会話も、内容は「言わない」 「知事には改革実績がある。ただ…」(スポニチ)』に対して。
🌟スラップ訴訟
『「山崎雅弘さんの裁判を支援する会」から寄付をさせて頂きました。内田名義で送金しておりますけれど、山崎さんと相談の上、スラップ訴訟への支援をすることに致しました。勝訴おめでとうございます』(内田樹氏)
『山崎雅弘さんの裁判を支援する会には1200万円を超えるご寄付を賜りました。裁判費用を控除したあとも900万円残りましたので、これをスラップ訴訟被害者の支援に回すことに致しました。これまでに伊藤詩織、有田芳生、紀藤正樹、鈴木エイト、水道橋博士のみなさんに寄付をしてきました』(同)
🌟政治
『小泉進次郎氏がブチ上げた「解雇規制見直し」に広がる怨嗟の声…「総理と呼びたくない」は6700万人サラリーマンの叫び』(日刊ゲンダイ)
『「最有力の首相候補」が"最下位のビリ争い"の大誤算…河野太郎氏が自民党員から見放された決定的理由 「改革派」と言うけれど…派閥にこだわる世襲政治家の限界 (鮫島浩)』(プレジデントオンライン)
『総裁選が終われば、自民党はまた統一に向かう』(デーブ・スペクター氏)
『「ダメだよ。保険証廃止は」デジタル庁幹部は断言していた マイナ一本化になぜ転換?協議の記録がない不可解』(東京新聞)
→『河野太郎大臣が「失速」した原因は、マイナ保険証をめぐる強引でウムを言わさないやり方にある。法によらない「強権発動」を繰り返し、システム不具合の指摘や、疑問の声を封じる態度が、不信感を増幅した。マスコミは「突破力」だともてはやしたが、合意形成を軽視するやり方は「破壊力」だった』(保坂展人氏)
『小川淳也幹事長も重徳和彦政調会長も“総務省”出身、大串博志選対委員長は“財務省”出身で、ともに“税金と深い関わりのある省庁”の出身者。もっとも今は野党第一党の中枢を担う政治家。増税ではなく、『食料品の非課税』など、庶民のほうを向いた政治を目指していただきたい』(泉房穂氏)
『高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 立憲・野田佳彦新代表、小川淳也幹事長起用で「増税コンビ」誕生 これで自民に勝てるのか』(JCASTニュース)
『「気に入らない記者袋叩き」は「重要な部分で真実」 橋下徹氏への名誉棄損、2審も認めず』(産経新聞)
『橋下徹氏が2審も敗訴…「気に入らない記者を袋だたきにする」などの記事巡る名誉毀損訴訟』(読売新聞)
→『大石あきこが橋下徹に2審(高裁)も完全勝利』(大石あきこ氏)
🌟社会
『松山ケンイチ「桂場」の“名判決文”もそのまま! 内閣総辞職→全員無罪に…日本を揺るがした「帝人事件」とは何だったのか〈『虎に翼』に登場〉 「帝人事件」ー『虎に翼』の事件史#1』(文春オンライン)
※#5まであり。
千葉県四街道市立保育所で2017年、園児が窒息して低酸素性脳症で寝たきりになった事例。
当時3歳の男児と両親らが市などに慰謝料1億2千万円を求めた裁判。
東京高裁は請求を棄却した東京地裁の一審判決を取り消し1億800万円の支払いを命じる。
※一審とずいぶんちがう重い判決。どうなの。
『「満足度No.1」の広告 大半の事業者 根拠内容を把握せずに表示』(NHK)
🌟医療
『最近めっきり言及していませんでしたが、コロナワクチンが危険という信頼に足る研究はこの世に一つもありません。 もしあったら真っ先に私が紹介していますし、学会の推奨が変わります。 シェディングとかも全部デマです』(木下喬弘氏)
『どこまで言っても「ワクチンは害だ。なぜならワクチンは害だからだ」みたいな感じなので、正直説得のしようがない。 研究はデタラメ、論文ではなく現実を見ろ、俺たちは全てを知っているみたいな調子で、会話が成立しない』(同)
🌟芸能
NHK朝ドラ「虎に翼」、終了。
※政治に社会にずいぶん切り込んだ作品だった。
『父が蒸発→一家離散→家賃5万円アパート…女優・伊藤沙莉(30)が“ドラマ以上に波乱万丈”な境遇を乗り越えるまで』(文春オンライン)
『「事務所も温かく見守る“事実婚”」伊藤沙莉(30)が願う“伊藤家の食卓”に18歳上劇作家カレシが加わる日』(文春オンライン)
『絡みのシーンでは完全に彼女がグイグイと…女優・森田望智(28)が『全裸監督』でブレイクするまで〈『虎に翼』でも存在感〉』(文春オンライン)
『「渡米してマフィアに追われる日々も…」片岡凜(20)の父が明かした“サスペンス映画のような父娘関係”』(文春オンライン)
『戸塚純貴「初めてのホンダJAZZは離れて暮らしていた父親から」“俺たちの轟”とハーレーでツーリング【『虎に翼』最終回】』(文春オンライン)
『第26週、その1。前夜祭的な。|さとひ(渡辺裕子)』(note)
🌟天気
今朝はくもり。最高気温24℃(-5℃)。
日の出5:33、日の入り17:31。