滋賀県長浜市に仏像を見る旅に出かけました。
泊まったのは最近はやりの、民家をリフォームして宿泊施設にしている宿です。
そこには食事の用意がなく、周辺のおすすめの店を紹介していました。
いちばんはじめに挙がっていた店がここでした。
予約の電話を入れると、女将さんらしき人が出て料理はコースだけになると知らせてくれました。
いつも通り、3つのうちの真ん中を選択。
お店は宿泊した宿と同じ大通寺の「表参道」沿いにありました。
つばきコース9,900円(税込10,890円)
湖魚の造り・鴨の大鍋・鴨の肝焼き・〆(うどんor雑炊)・鴨ロースの炙りor焼き鴨・根付きのセリ
湖魚の造り:琵琶鱒とふな
色鮮やかな鴨肉
野菜と湯葉
鴨鍋のときに女将さん登場。
女将さんが接客をしてくれておいしい食べ方をていねいに教えてくれます。
ネギと根付きのセリと豆腐
鴨の部品の焼きもの
2人それぞれに選んだ一品のもつのたれ煮とロースの炙り
ふなずし
琵琶湖周辺ではふなずしが有名ですよね。
だいぶ前、京都でお願いした観光タクシーの運転手さんが琵琶湖へ寄った際、ふなずしをおみやげに買い求めていました。
うちももらおうかなと言ったら、ふつうの人ではとても食べられないからと言われ断念しました。
お店のメニューに、「ふなずし=くさい」 それを覆す自信があります、と書かれています。
不快な香りもないとも。
「相性診断」が用意されていました。
うちは資格審査通過。
運転手さんの提言を見事に覆して、とてもおいしいです。
〆のうどん
調理を担当する女将さんの息子で四代目の誠実そうな笑顔
「マスター」「四代目」、お客さんからはなんと呼ばれているのか、聞いてみました。
三代目のお父さんがお店によく顔を出すので、「四代目」はおこがましいと謙遜。
「チーフ」と呼ばれることが多いそうです。
四代目によると、鴨は60年前に施行されたラサール条約で琵琶湖では獲れなくなったので、新潟から仕入れているんですって。
ぜひまた来たいけど、琵琶湖はちと遠し。
「住登茂」 長浜市 鴨鍋とふなずし
滋賀県長浜市大宮町10-1
お店のホームページ
※滋賀県のHPによると創業約130年
初訪問 2024年11月
あくまでも初訪問時の印象です。
タイミング、体調や気分などで、評価は大きく変わります。
別の日に行ってたら、まったくちがったかもしれません。
評価
★★★ ぜひまた来たい
☆☆ また来てもいい
☆ 2回目はない
大通寺と表参道