河口湖に行ったので、近くにあると思われる「天下茶屋」に行ってみようということになりました。
言わずと知れた「太宰治の聖地」です。
ナビをたよりに運転したら、近いはずの施設が長いトンネルを延々と通って遠い。
どうやら御坂道の新道を終点まで行ってもどらされたらしい。
くねくねの山道をまた延々と走って、やっとトンネルにたどりつきました。
御坂隧道
おかげで、旧御坂トンネルと通ることができました。
トンネルを抜けたすぐのところに「天下茶屋」がありました。
バス停あり
この店の名物だという甘酒といもだんごを注文して、さっそく2階の展示室へ。
太宰治文学記念室
太宰が愛した徳利と杯、とか
だんごと甘酒
「太宰治の愛した酒」
「売れています」のことばにひかれて1本買ってきました。
銘柄は「甲斐の開運」です。
店内から河口湖を望む
トンネルの反対側(河口湖側)
左のわき道を登って記念碑へ。
「冨士には 月見草が よく似合ふ」
河口湖は見晴らせたけど、くもってて富士山は見えません。
帰ってから、「富岳百景」を「青空文庫」で読み直しました。
太宰ファンならいちどは行ってみてもいいかな。
ミーハーみたいで恥ずかしいという気持ちを押し込めながら。
はじめて行った店
「天下茶屋」 山梨県河口湖町
山梨県南都留郡富士河口湖町河口2494
お店のホームページ
初訪問 2024年10月
あくまでも初訪問時の印象です。
タイミング、体調や気分などで、評価は大きく変わります。
別の日に行ってたら、まったくちがったかもしれません。
評価
☆☆☆ ぜひまた来たい
★★ また来てもいい
☆ 2回目はない
お店のHPに「昭和42年、新御坂トンネル開通により、天下茶屋は約10年の休業を余儀なくされましたが、昭和53年から2代目が営業再開」と書かれています。
新しい道ができると人々の暮らしに悲喜こもごもをたらしますね。