泊まったホテルのまん前にあったお店。
心づもりにしていた店がいっぱいだったので、この店に。
たまたま入ったのに、うれしい出会いがあった。
玄関までのアプローチが長く、奥はうかがい知れない。
お店はマダムとシェフの2人でやってる。
黒トリュフ入り田舎風パテ “パテ・ド・カンパーニュ”
前菜盛り合わせ
キロサ牛(みちのく奥州牛)のスカロッピーネ(薄切りソテー) 赤ワインソース
マダムからお店の成り立ちを聞いた。
泊まったホテル「ノル京都三条」
なぜか「キンシ正宗」と書いてある。
もとは酒蔵だった。
それでホテルでは「キンシ正宗」の日本酒が飲み放題なんだ。
ここの1階と2階を使って「あるとれたんと」というピザなどを出すトラットリアを1998年から2018年まで20年やっていた。
当時のパンフレット
いまの店のとなりで1994年から2021年まで「タントタント」というリストランテを営業。
ここでは「サロットカワカミ」というワインバー10年間と、一時は3店舗同時に営んでいた。
マダムの旦那さんでシェフの河上昌実氏が2020年12月10日永眠。
2店舗は閉めて、ここで「あるとれたんと」という名前を継承してレストランをやっている。
いまのシェフは若そうなのでご夫婦じゃないのかなと思っていたが、そういう歴史があって後任の方。
病を知ってまとめ上げた本「イタリア料理の魂、十の神髄」
人にはそれぞれ、聞いてみなければわからない人生や歴史がある。
店の奥にワインセラーがあり、ワインを販売している。
シェフが生前、イタリアにワインを作るためのブドウ畑を購入して、そのブドウで作ったワインが来年はじめて出荷される。
はじめて行った店
「あるとれたんと altreTTanto」 京都 ジャンル:イタリア料理
初訪問 2022年5月
あくまでも初訪問時の印象です。
タイミング、体調や気分などで、評価は大きく変わります。
別の日に行ってたら、まったくちがったかもしれません。
評価
★★★ ぜひまた来たい
☆☆ また来てもいい
☆ 2回目はないか
※聞き書きなので記事の年月などに誤りがあるかもしれません。ご了承ください。